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 この度、ドルフィンズのGMに就任いたしました、1997年卒・29期で主将を務めておりました田中隆祐と申します。

 まず初めに、私自身の経歴について簡単にご紹介させていただきます。
埼玉栄高校アメフト部から東京国際大学アメフト部に入部し、卒業後はXリーグ1部の東海銀行REDWAVEに入部。その後、オール三菱ライオンズに移籍し、30歳までWRとしてプレーをしておりました。現在は、プロスポーツ選手のエージェント業やマネジメント、スポーツマーケティング・スポーツスクールの会社を20年ほど経営しております。

 ドルフィンズの歴史を少し振り返りたいと思います。
私が東京国際大学に入学する前年、当時の芹沢監督が外部コーチとして、日大フェニックスで主将を務め、チャックミルズ杯を受賞したこともある方をヘッドコーチに迎え、その他にもOLコーチやDFコーチを外部から招聘しました。その結果、3部所属だったドルフィンズは1年足らずで2部に昇格を果たしました。私は幸運にもそのコーチ陣の下で4年間指導を受けることができ、あの時代のドルフィンズは本当に素晴らしいものであったと感じています。当日の芹沢監督が私たちにしていただいたことを30年後に自分がやるとは想像もつきませんでしたが、あの時代を経験した身だからこそ、責任もってやらせていただきたいと思います。

 現状のドルフィンズは厳しい状況にあります。
長年3部リーグ、部員数はわずか10名。もしこのまま何も手を打たなければ、強化指定から外れ、最終的には廃部の危機に瀕する可能性もあります。

 このような危機的状況を見過ごすわけにはいかず、GMとしてチーム改革に取り組むことを決意しました。

 しかし現在、大学からは強化部として指定され、特待生や推薦も獲得できるなど、私たちの時代よりも遥かに恵まれた環境が整っています。さらに、フルタイムの監督やトレーナーにも費用の支援があり、大学側のサポートも十分です。この好条件を最大限に活用し、再生に向けて全力を尽くす所存です。

 とはいえ、再生のためにはこの3~4年が本当の勝負です。この期間に成果を上げなければ、ドルフィンズは消滅してしまう可能性が高いと感じています。

 そこで、OB会組織も一新を図り、新生ドルフィンズとして2025年を改革元年に位置づけ、共に歩んでいければと思っています。

 また、OB会費については全て現役部員のサポートに充て、外部コーチもXリーグでの実績と指導経験が豊富な人材を招いております。現役の活動情報は定期的にOBの皆様に発信する予定です。

 ドルフィンズの再生には、OB会の皆様のご協力が不可欠です。
何卒、変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。

OB会GM挨拶

©2023 by 東京国際大学アメリカンフットボール部OB・OG会

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